たこ焼き

ひょんなことから家にたこ焼き機とたこ焼きのタネがあり、米を炊き忘れていたということもあったので、晩飯に一人でたこ焼きを作りました。

肝心のたこが無かったのですが、昔父が読んでいた「素振りの徳蔵」というゴルフ漫画に、「たこ焼きに岩のりを入れるとメチャクチャうまい」という話があったのを思い出して、とりあえず半分にはみじん切りにしたおかずのりを、もう半分にはごはんですよ！を入れて焼いてみました。

焼いてて気づいたのですが、やはりこのたこ焼き機はスイッチに近いところほど火力が弱く、他のたこ焼きと同じタイミングでひっくり返すとグチャっとなってしまいます。しかし、このスイッチ側にひっくり返すタイミングを合わせると、対角線側はもう焦げているんですよね。う～む、難しい。たこ焼き道とはシグルイなり。

焼けたのを食べてみると、おかずのりの方はのりの味が全くせず、ごはんですよ！の方は温めたごはんですよ！をそのまま食べているような味で、どちらも食べてて不愉快でした。

18個食べたのにまだタネが残っていて、そのくせたこ焼きソースは切れてしまって、「もう捨てちゃおうかな…」と思ったのですが、そこはさすがに農家の長男。食べ物を粗末にはできません。

日常生活ではなかなか使わない前頭葉をフル稼働させ考えた結果、みじん切りにしたキャベツを入れて焼き、家にあったお好み焼きソースとマヨネーズと青のりとかつお節をかけて食べたんですが、これがもうスッゴイおいしかったです。どこかで食べたことのあるような味がしました。今度機会があったら、これに「木星焼き」という名前を付けてみんなに御馳走しようと思います。


意外と楽しかったです。

木星